第2395段 造語の歌 其の壱
昔、男ありけり。今も男あり。
その男 令和4年12月5日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』279号に
【造語の歌】と題し連作15首を発表し
評価を世に問ひけり。
その1首目の作は
死球より 体球と呼ぶが ふさはしく
野球用語の 改正提案
野球用語のそのほとんどはアメリカのベースボールが日本に
輸入されたる明治期に英語を直訳したる漢語を用ゐて公式語と
したのであるが、今日の現代から見ればその用語は
如何なものであるかの疑問を持たざるを得ないものが
少なくなく、デッドボールの直訳にて《死球》なれども
野球といふスポーツに《死球》は相応しいからざる と
思ふのであるが、賢明なる読者子は如何であらうか。