第2393段 手塚治虫先生からの年賀状
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和4年12月4日
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
次の歌
大切と 思はざりしよ 漫画家の
手塚治虫の 直筆の賀状
を事前に提出し臨みけり。
歌の心は今を遡る事、約50年前の
昭和42~3年の頃の事にて
その男の中学時代の出来事の思ひ出でての作なり。
而して、歌会にては現在の叙情と解釈され
得点に結びつかず残念なり。
初句を大幅の字余りとなれども
「五十年前は大切と」とすれば意味は通じ
得点の結果は違ったと思へど《ごまめの歯ぎしり》なり。