第2392段 中日歌壇に一席で入選
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和4年12月4日
その日の中日新聞の中日歌壇の島田修三先生の選に
見事、一席にて入選を果たしたる作は
使用せぬ ことが何よりの 消火器の
如き男が 会社にはゐる
にてめでたき事この上なく
サッカーのワールドカップにて優勝したる気分なり。
而して、選者の島田修三先生の歌評は
「いかなる人を想像するべきか。会社にいれば安心だが
あまり活躍させたくない人。あるいはふだん目立たぬが
危機に際して頼りになる人。私は前者と解したが
意味深長で面白い一首」
とのお褒めの言葉を給はり佳き日となりけり。
更には中日新聞の32面の小さきコラムの「編集日誌」にも
(枝)といふ編集者に「書き写しながらそっと周囲を見渡して
みると…。」と引用プラスコメントもあり鼻高々なり。