第2375段 知立の五つの城址
昔、男ありけり。今も男あり。
その男令和4年11月10日の
立春知立短歌会の毎月開催の
月例歌会に次の歌
知立市域 広くあらねど 五つもの
城址ありとは 興亡恒無し
を事前に提出し臨みけり。
五つの城址とは
1 重原城(上重原町)
2 知立城(西町)
3 牛田城(牛田町)
4 来迎寺(来迎寺町)
5 八橋古城(八橋町)
以上の五つなり。
「興亡恒無し」とは、慣用句にてその意は
「国や城が次々と興ったり滅びたりして長続きすることが無い」こと。
歌の心は歌会の仲間である加藤重男氏の著したる
『西三河知立周辺の郷土探訪&短歌撰集』に紹介されたる
古城址の文章を読みての感想歌にて
厚き感謝の思ひを込めたる作なり。
而して、歌会での評価はまづまづにして
加藤重男氏への面目が立ちけり。