第2346段 公衆電話の金庫より一銭銅貨
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和4年10月の上旬の或る日
かつて勤務したる会社の旧友会会報である
『ゆうゆうとうかい』の2022年10月号に
次の歌を投稿し
かっての仲間に健在ぶりを知らせけり。
回収の 公衆電話の 金庫より
一銭銅貨 何語りしか
歌の心は携帯電話の普及するかなり以前の
昭和の御世、その男 公衆電話の業務を担当し
10円硬貨と100円硬貨に混じり何枚かの一銭銅貨があり
硬貨計算機を通過する事無く止まりたるを懐かしみ
詠みたる作なり。