第2339段 歌の師の山川京子先生を 其の肆
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和4年10月3日付けの
その男の所属する短歌会の桃の会の
季刊発行の歌誌『桃の会だより』50号の記念号に
【山川京子先生を】と題し
連作10首を発表し
評価を世に問ひけり。
その4首目の作は
師のませば 今の世相の 混乱を
如何に思ふや 何と詠むらむ
この歌の心も、こんにちの世相の
コロナ禍のこと
ロシアによるウクライナ侵攻のこと
現代歌壇に蔓延の日本語の乱れ
政治の混乱状態
富の格差の拡大
北朝鮮の度々の脅しとも取れるミサイルの発射
地球温暖化による洪水の頻発
プラスチック類の海洋汚染
旧統一教会の多額の寄付金の問題
などなど、師の意見を拝聴したき思ひ切なること
この上なしの願望より生まれる作なり。