第2336段 歌の師の山川京子先生を 其の壱
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和4年10月3日付けの
その男の所属する短歌会の桃の会の
季刊発行の歌誌『桃の会だより』50号の記念号に
【山川京子先生を】と題し
連作10首を発表し評価を世に問ひけり。
その1首目の作は
逝きてより 早八年の 過ぎれども
今も聞こゆる 師のみ声はも
その男の歌の師匠である山川京子先生は大正10年8月25日に
当時の東京市豊多摩郡淀橋町に生まれ
平成26年3月20日に逝去したる女流歌人なり。
歌の心は今も師を慕ふ直情を詠みたる作なり。