第2328段 穀倉地帯の上空を火の鳥がゆく
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和4年9月18月
刈谷市文化協会所属の短歌部会の
月例歌会に次の歌を
豊かなる 穀倉地帯を 血に染めて
殺し合ふ上を 火の鳥がゆく
事前に提出し臨みけり。
歌の心はその男の尊敬する芸術家の一人の
漫画家の手塚治虫先生がご存命なれば
ライフワークの『火の鳥』と通して
ロシアによるウクライナ侵攻を
如何に見、如何に感じ、如何に作品に反映させるか
想像し生まれたる作なり。
而して、歌会での評価は漫画の『火の鳥』を知らぬ者も多く
内容を理解されず得点には繋がらず残念なり。