第2320段 六人目の孫の「こころ」の誕生 其の捌
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和4年9月15日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』275号に
【六人目の孫の「こころ」の誕生】と題し
連作15首を発表し評価を世に問ひけり。
その8首目の作は
会ひ難き コロナ禍なれど 無事なれば
何よりなりと 祝杯を挙ぐ
聞き及びたるところに拠れば
臨終の親ともコロナの感染防御の観点より
なかなか会ひ難き時代なれども
孫なればこちら側の命の有る限りは
会へる可能性は高く
やがて来るその日を待つ思ひなり。