新編・伊勢物語 第2319段 六人目の孫の「こころ」の誕生 其の漆 星原二郎第2319段 六人目の孫の「こころ」の誕生 其の漆 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年9月15日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』275号に 【六人目の孫の「こころ」の誕生】と題し 連作15首を発表し評価を世に問ひけり。 その7首目の作は 父親と なりたる息子に 諭し言ふ 父の自覚を 忘るるなかれと この作もまた親ばかならぬ爺ばかとぞ覚ゆれども 更に開き直りたるがに肯ひけり。