新編・伊勢物語 第2318段 六人目の孫の「こころ」の誕生 其の陸 星原二郎第2318段 六人目の孫の「こころ」の誕生 其の陸 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年9月15日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』275号に 【六人目の孫の「こころ」の誕生】と題し 連作15首を発表し評価を世に問ひけり。 その6首目の作は 父親と なりたる息子に お祝ひの 声を掛けけり めだたかりける 親ばかならぬ爺ばか ここに極まるとぞ 思ひしかどそれすらも肯ひけり。