新編・伊勢物語 第2315段 六人目の孫の「こころ」の誕生 其の参 星原二郎第2315段 六人目の孫の「こころ」の誕生 其の参 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年9月15日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』275号に 【六人目の孫の「こころ」の誕生】と題し 連作15首を発表し評価を世に問ひけり。 その3首目の作は 満潮は 十八時にて 月読の 引力ここに 十六時生まるる 潮の満ち引きは月の引力が作用してをり 出産もまたこの事に関わるとぞ聞き及びければ 生まれたる作なり。