第2314段 六人目の孫の「こころ」の誕生 其の弐
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和4年9月15日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』275号に
【六人目の孫の「こころ」の誕生】と題し
連作15首を発表し評価を世に問ひけり。
その2首目の作は
月盈ちて 六人目の孫 生まれけり
成人するまで わが命をや
その六人目の孫が成人するのは2042年にて
その男、齢90歳を迎へる訳にて
人生百年時代と言はれる時代なれども
生存の保証は無く、寿命はそれこそ
神のみぞ知る領域とぞ覚えけり。