第2304段 男と女の間には深くて暗い川
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和4年8月の下旬の或る日
惚れたる女人との逢瀬の前日の思ひを
歌に
逢ひたしと 冀ふは汝妹の 一人のみ
家居の日日の 倦み飽き嘆く
コロナ禍の第7波の感染を恐れての作にて
盲目のフォーク歌手である長谷川きよし氏の持ち歌の
『黒の舟歌』に通じる心境を表現したる内容なり。
『黒の舟歌』は長谷川きよし氏の他にも
小説家の野坂昭如氏、加藤登紀子氏などなど
多くの人がカバーせし少々卑猥な歌詞もあれど
昭和の名曲とぞ覚えけり。