新編・伊勢物語 第2303段 ドラえもんのドアがあれば 星原二郎第2303段 ドラえもんのドアがあれば 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年8月の下旬の或る日 惚れたる女人との逢瀬より 戻りて歌を ドラえもんの どこでもドアが あったなら 汝妹に逢ひに 浴室へゆく 逢瀬より戻りて次の逢瀬の日の待ち遠しき 思ひよる生まれたる作なり。