新編・伊勢物語 第2298段 白馬村の大出の吊り橋 星原二郎第2298段 白馬村の大出の吊り橋 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年年8月の中旬となり この年の暑さの盛りなれば暑さを逃れ信州へと行き 糸魚川から塩尻まで続く古道の「塩の道」を歩き 白馬村の姫川に架かる 大出の吊り橋をめで 歌を 未だ渡らぬ 日本の橋の ある限り わが旅ごころ 抑へ難しも 大出の吊り橋は白馬三山を望み 藁葺き屋根の古民家 などなど まさに日本の原風景の一つなり。