新編・伊勢物語 第2267段 死者と心を通はせる方法 星原二郎第2267段 死者と心を通はせる方法 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年7月の下旬の或る日 その男の所属する短歌グループである 「桃の会」の昭和の時代の月刊誌の 仲間の作品を読み 歌を 大方は この世にあらぬ 人の歌 読み継ぎ心 今も通へる 歌は死者とも心を通はせることの出来る方法の一つぞと 改めてこの思ひを深めけり。