第2268段 縄文の土偶の祈り
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和4年7月24日
中部日本歌人会の刈谷市産業振興センターにて開催の
令和4年度 三河特別歌会に
事前に次の歌
人が人を 殺めるための 道具なき
縄文の世の 土偶の祈り
を提出し臨みけり。
歌の心はロシアによるウクライナ侵攻を嘆きて
武器、つまり人が人を殺す為の道具が発見されていない
事実を上の句にて詠み
下の句にては、安産や豊穣などの祈りと願ひの象徴である
土偶に託し世界の平和を表したる作なり。
而して、歌会での評価はその点の価値観が認められず
低き得点にて悔しき思ひをいだき会場を去りけり。
無念なり。