新編・伊勢物語 第2243段 揖斐のさざれ石 其の拾肆 星原二郎第2243段 揖斐のさざれ石 其の拾肆 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年6月15日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』276号に 【揖斐のさざれ石】と題し 連作14首を発表し評価を世に問ひけり。 その14首目の作は 山深く 廃屋ありてこ の地にも 人の暮らしの 営み偲ばす この作はさざれ石公園のある揖斐川町の旧春日村の 山中の嘱目の作なり。