新編・伊勢物語 第2242段 揖斐のさざれ石 其の拾参 星原二郎第2242段 揖斐のさざれ石 其の拾参 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年6月15日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』276号に 【揖斐のさざれ石】と題し 連作14首を発表し評価を世に問ひけり。 その13首目の作は 日の本の 弥栄祈り とことはの 鎮めとましませ 願ひ曰(まをさ)く この作も巨大なるさざれ石を褒め讃へての 連作の掉尾を飾る作なり。