新編・伊勢物語 第2241段 揖斐のさざれ石 其の拾弐 星原二郎第2241段 揖斐のさざれ石 其の拾弐 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年6月15日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』276号に 【揖斐のさざれ石】と題し 連作14首を発表し評価を世に問ひけり。 その12首目の作は おごそかの この静寂の おん前に われはひれ伏し この国を祈(の)む この作も巨大なるさざれ石を褒め讃へての作なり。