新編・伊勢物語 第2240段 揖斐のさざれ石 其の拾壱 星原二郎第2240段 揖斐のさざれ石 其の拾壱 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年6月15日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』276号に 【揖斐のさざれ石】と題し 連作14首を発表し評価を世に問ひけり。 その11首目の作は 幾星霜 ふり重なりて 成りましし 神のみ業の 大(おほ)さざれ石 「大さざれ石」とはさざれ石を褒め讃へての美称なり。