新編・伊勢物語 第2238段 揖斐のさざれ石 其の玖 星原二郎 第2238段 揖斐のさざれ石 其の玖 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年6月15日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』276号に 【揖斐のさざれ石】と題し 連作14首を発表し評価を世に問ひけり。 その9首目の作は さざれ石 周(めぐ)り巡れば 灼(いや)然(ちこ)の 肌(はだへ)またなき 御稜(みい)威(つ)を放つ ※「灼然」とは神様の霊験のあらたかなる事 ※「御稜威」とは神様の御威光の事