新編・伊勢物語 第2237段 揖斐のさざれ石 其の捌 星原二郎第2237段 揖斐のさざれ石 其の捌 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年6月15日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』276号に 【揖斐のさざれ石】と題し 連作14首を発表し評価を世に問ひけり。 その8首目の作は 注連縄に 小さき祠も 厳かに 敬ひ篤き さざれ石かも この作は巨大なるさざれ石の上に鎮座の 石神様の社殿を参拝しての作なり。