新編・伊勢物語 第2234段 揖斐のさざれ石 其の伍 星原二郎第2234段 揖斐のさざれ石 其の伍 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年6月15日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』276号に 【揖斐のさざれ石】と題し 連作14首を発表し評価を世に問ひけり。 その5首目の作は やうやうに 汗あえ登り 着きにけり 苔むし大き さざれ石はも この作は山道を登り終へて さざれ石公園へと到着しての第一首なり。