新編・伊勢物語 第2233段 揖斐のさざれ石 其の肆 星原二郎第2233段 揖斐のさざれ石 其の肆 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年6月15日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』276号に 【揖斐のさざれ石】と題し 連作14首を発表し評価を世に問ひけり。 その4首目の作は 山道は 細く険しく 水音を さやに聴きつつ 杖を頼りて この作は公園の駐車場に自動車を駐車させ 徒歩にて険しき山道を登りはじめて間もなくの作なり。