新編・伊勢物語 第2232段 揖斐のさざれ石 其の参 星原二郎第2232段 揖斐のさざれ石 其の参 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年6月15日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』276号に 【揖斐のさざれ石】と題し 連作14首を発表し評価を世に問ひけり。 その3首目の作は 一掬(いっきく)の 水を給はな 真日の下 さざれ石見むと 山道を来て この作もさざれ石公園へと向かふ途中での作なり。 ※「一掬」とは両手でもってひとすくひすることなり。