新編・伊勢物語 第2235段 揖斐のさざれ石 其の陸 星原二郎第2235段 揖斐のさざれ石 其の陸 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年6月15日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』276号に 【揖斐のさざれ石】と題し 連作14首を発表し評価を世に問ひけり。 その6首目の作は 美濃の国 揖斐川上の さざれ石 苔むしてあり めでたかりける この作はさざれ石公園へと到着し 巨大なるさざれ石と真向ひての第一首目なり。