新編・伊勢物語 第2210段 背に腹は代へられぬものか 星原二郎第2210段 背に腹は代へられぬものか 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年5月の或る日徒然なるままに 歌を 背に腹は かへてかへうる ものなりや 在りの遊(すさ)びに 将(はた)やとためす 慣用句に「背に腹はかへられぬ」があり その意は「差し迫りたる事のためには他を顧みるゆとりはない」なり。 ※「在りの遊び」とは俗信にて言へば「暇つぶし」なり。 而してだう考へても物理学的には不可能なりと思ふのであるが 賢明なる読者子は如何であらうか?