新編・伊勢物語 第2211段 酒の味の違ひが解る年齢 星原二郎第2211段 酒の味の違ひが解る年齢 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年5月の或る日の夕刻 いつもやうに缶ビールを1本飲み 日本酒へと移り 歌を やうやうに この歳となり それぞれの 酒の味少し 違ひ解しぬ その日は日本酒なれども、その日の気分により ビール、日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキーなどなど 気のおもむくままにそれぞれの違いを楽しみけり。