第2209段 日出づる国の若者の快挙
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和4年5月22日
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
まう一首、次の歌
五輪にて 日出づる国の 若人ら
日没する国に 日の丸掲ぐ
を事前に提出し臨みけり。
歌の心は、少し古き話題なれども中国は北京での
冬季オリンピックでの印象なり。
「日出づる国」と「日没する国」とは
かの聖徳太子が遣隋使の小野妹子に託したる
隋の皇帝への親書の文言の一部を引用しての作なり。
而して、歌会での評価は出典の由来を理解出来ぬ会員もあり
残念な得点にて落胆し会場を辞しけり。