新編・伊勢物語 第2184段 嫉妬心は人間の本性の一つ 星原二郎第2184段 嫉妬心は人間の本性の一つ 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和4年4月の中旬の或る日 4月29日に開催の蒲郡俊成の里短歌大会に 落選の事実を知り、入選の歌友あれば 歌を 入選の 人に対して 嫉妬する 己が心の 貧しさ羞(はづか)し と詠み、元同僚の言葉の 「お隣が蔵を建てれば、こちらは腹が立つ」と 言ひたる事を思ひ出しつつ 嫉妬心も人間の本性の一つとぞ覚えけり。