第2125段 羽生結弦君の競技人生に拍手
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和4年2月10日
北京オリンピックのフィギュアスケートの
羽生結弦選手の競技を観戦し
メダルを逃しし事を残念に思ひつつ
競技後の一問一答の
「自分が考へ得る全てをやって来た。
報はれないと思ひながらも今日までやって来た」
との発言を聞き
歌を
報はれぬ 努力に終はるかは 結果にて
羽生結弦の 競技に拍手
と詠み、彼のフィギュアスケートに賭けたる
これまでの人生に対して惜しみない拍手を贈りけり。
而して、報はれないと思ひながらも僅かなる可能性を信じ
努力を続ける事の困難さを慮りけり。