新編・伊勢物語 第2118段 コロナをも肴として飲む 星原二郎第2118段 コロナをも肴として飲む 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年2月の或る寒き日 コロナ禍なれども友と飲む約束をして 歌を 友来たり 佳醸一本 携へて いざ飲まめやも コロナも肴 久しぶりなれば、二人して大いに飲みつつ コロナのオミクロン種の特徴 北京オリンピックの日本勢の活躍 ウクライナをめぐるアメリカとロシアの駆け引き 直木賞と芥川賞の受賞作 などなど肴としつつ時の過行くを忘れ語り合ひけり。