新編・伊勢物語 第2059段 雲海に浮かぶ竹田城址 星原二郎第2059段 雲海に浮かぶ竹田城址 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和3年11月27日 丹後の国は京丹後市にての 第26回 小町ろまん短歌大会に参加したのち 足を伸ばし但馬の国は朝来市にある 日本のマチュピチュとも呼ばれる 竹田城址の近くを通り 歌を 雲海に 浮かぶ但馬の 竹田城址 絶好の朝 行きたかりける と詠み、旅程の都合上 希望が叶はざる事をいたく悔みけり。 而して、いつの日か必ずやゆかむと強く願ひけり。