新編・伊勢物語 第2050段 歌の師匠の墓参 星原二郎第2050段 歌の師匠の墓参 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和3年11月下旬 京都は綾部市にある大本教の墓園の 天王平に歌の師匠である山川京子先生の 奥津城を参拝し歌を 綾部なる 天王平の 奥津城に 松ヶ枝捧げ ひととき語る と詠み、平成26年3月20日に身罷りてより 二度目の墓参を済ませけり。 而して、墓園は広く急勾配の山道なれば 参拝も最後とぞ覚えければ感慨無量にて 時間をかけ過ごしけり。 ※「奥津城」とは墓所のことなり。