第2049段 知立市民芸術祭協賛歌会
昔、男ありけり。今も男あり。
その男 令和3年11月25日
立春知立短歌会の毎年恒例の
市民芸術祭協賛歌会の題詠《輪》に
次の歌
「読む」と「詠む」は 歌の愉しみの 両輪ぞ
一輪車では 上達はならじ
を事前に提出し臨みけり。
歌の心は歌の愉しみの大谷翔平選手のやうに
二刀流こそが歌の上達の道で
敷島の王道を説きたる内容なれど
いささか会員に対しては説教臭く
抒情性に欠ける難点もあり
低き得点を想定せしが
豈図らんや参加者は作者であるその男を除き
9名であるがなんと8名より得票をいただき
断トツのトップ賞なり。
青天の霹靂、僥倖をいたく喜びけり。