第1984段 石見夜神楽 其の拾
昔、男ありけり。今も男あり。
その男 令和3年9月15日付けの
立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』273号に
【石見夜神楽】と題し
連作15首を発表し
評価を世に問ひけり。
その10首目の作は
夜神楽は 幻想的にて 力強く
神も混じりて 愉しみ見入る
石見夜神楽の久佐西組社中の浜田市
三宮神社での公演開始時間は20:00からにて
夜の帳が下り静寂の中での公演にて
その雰囲気たるや、まさに神話の世界の再現にて
観客と一体化したる状況は悦楽の坩堝なり。