新編・伊勢物語 第1965段 自由気ままなる生活 星原二郎第1965段 自由気ままなる生活 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和3年8月下旬となり その男の住む愛知県もコロナ感染拡大が続き 外出を控へて自宅にてある日を振り返り 歌を 恣(ほしいまま) ひと日過ごして 咎(とが)はなし コロナに籠る 独り暮らしは と詠み、𠮟る人無き今の生活を少し寂しく 思ふ事もあれども続けて行くことを願ひけり。