新編・伊勢物語 第1951段 辺野古埋め立ては 星原二郎第1951段 辺野古埋め立ては 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和3年8月上旬 尾張の国は飛島村へと行き 江戸期の新田開発の干拓により 多くの魚介類の殺生の供養のため木村忠右衛門によって 建立されし一切経堂を訪ね その思想に共鳴し 思ひは遥か沖縄の辺野古埋め立てに怒りは及び 歌を 埋め立てに 生きとし生ける もの数多(あまた)の 命奪ふは 許し難しも と詠み、即刻 工事を中止することを 強行する国に対して強く願ひを申し上げけり。