新編・伊勢物語 第1949段 自分への褒美 星原二郎第1949段 自分への褒美 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和3年8月中旬になり その男の所属する短歌会の季刊誌発行の 編集会議に四種類の原稿を提出し 歌を 脱稿し 甘き男は 褒美よと 日暮れを待たず ビール手にする と詠み、充実感と満足感に満たされつつ 至福の時を過ごしけり。