第1928段 花園の天人天女
昔、男ありけり。今も男あり。
その男 令和3年7月の中旬
惚れたる女人ありけれども
コロナ禍により逢ひ難き日々を過ごし
やうやうに逢ひ得て
その喜びを歌を
花園に 天人天女と われと汝
なりて遊ばむ 裸となりて
と詠み、時間を過ごしけり。
その時の二人とは具体的なイメージとしては
その男がカリスマと敬ふ漫画家の白土三平先生の
代表作の一つである『カムイ伝』の中の
主人公の一人である百姓の正助と非人のカムイの姉の
ナナが結ばれるシーンを連想し生まれたる作なり。