新編・伊勢物語 第1914段 旅先での想定外の出来事 星原二郎第1914段 旅先での想定外の出来事 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和3年6月下旬 北海道はその中心地の札幌市を離れ 伊達市へと辿り着き 歌を 予期出来ぬ 事が起こるは 想定内 北海道を ひとり旅ゆく と詠み、具体的なる出来事とは発熱にて 時勢が時勢だけに、万が一のコロナ感染を心配し 伊達市内の病院にてPCR検査を受けけり。 その結果は陰性にて、熱も収まり事なきを得にけり。