新編・伊勢物語 第1888段 山高の神代桜 其の漆 星原二郎第1888段 山高の神代桜 其の漆 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和3年6月15日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』273号に 【山高の神代桜】と題し 連作18首を発表し 評価を世に問ひけり。 その7首目の作は 駒ヶ岳 鳳凰三山 そびらにて 甲斐のみ空に 枝のべ咲くも 駒ヶ岳とは正式には甲斐駒ヶ岳のことにて 鳳凰三山と共に「日本百名山」の中の 二つの名峰のことなり。 ※「そびら」とは背後の古語なり。