新編・伊勢物語 第1858段 わが緑の黒髪はいづこへ 星原二郎第1858段 わが緑の黒髪はいづこへ 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和3年5月となり 運転免許証の更新の年なれば 所管の安城市警察署へと赴き 手続きを終へ新しき運転免許証の 自らの写真を見入りて 歌を 若き日の 緑の黒髪 いつ知らず 白くなりたる 頭を撫づる と詠み、まさに「少年老い易く 髪、白くなり易し」 とぞ覚えけり。 なほ「緑の黒髪」の「緑」とは 英語でいふところのグリーンには非ず 「瑞々しき」が原義の「艶のある若々しき黒髪」の意なり。