第1856段 祖先の物語を
昔、男ありけり。今も男あり。
その男 令和3年5月2日の
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
まう一首次の歌
わが祖の 物語せむ 子等孫等
心して聴き 語り継げかし
を事前に提出し臨みけり。
歌の心、具体的にはその男の幼少期に
祖父より聞きたる祖父の祖父をはじめ
多くの祖先のエピソードを中心にした
その男の家のファミリーヒストリーにて
孫の孫、つまり九世代に亘る壮大なる
物語の継承なり。
而して歌会での評価は一部の会員の賛同を
得たるにとどまりたれど発表には意義ある事と覚えけり。