第1855段 コロナ相手に素手にて対すれば
昔、男ありけり。今も男あり。
その男 令和3年5月2日の
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
次の歌
今日もかも コロナ相手の 防衛は
素手の孫六 籠る他なし
を事前に提出し臨みけり。
歌は初句切れにて、その心はコロナウイルスに
対して怯え嘆きなり。
而して歌会での評価は芳しからざる結果なれども
その男の意は充分に伝はりたることには満足感を覚えけり。
※「素手の孫六」とは「関の孫六」をもぢりたる語にて
その意は単に「素手にて」なり。