第1832段 コロナに怒り鉾先
昔、男ありけり。今も男あり。
その男令和3年4月8日の
立春知立短歌会の毎月開催の
月例歌会に次の歌
コロナ奴に 怒りのパンチだ 馬場チョップ
暴力は駄目と 知りてはゐれど
を事前に提出し臨みけり。
歌の心は新型コロナウイルスのせいにて
怒りが頂点に達して生まれ出でたる作なり。
更に言へばアントニオ猪木の必殺技の一つである延髄切りと
キックボクシング界のかってのスーパースターであった
沢村忠の十八番の必殺技の真空飛び膝蹴りを
浴びせてやりたき思ひなり。
「コロナ奴」とは、様と殿などが敬称なれば
真逆の蔑称なり。
而して歌会での評価は内容には多くの賛同をいただけど
得点には繋がらず、その点は残念なり。