第1831段 明智光秀公は麒麟となりぬ
昔、男ありけり。今も男あり。
その男令和3年4月4日の
刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の
千草会短歌会の月例歌会に
まう一首、次の歌
逆臣の 汚名はここに 雪がれて
光秀公は 麒麟となりぬ
を事前に提出し臨みけり。
歌の心はNHK大河ドラマの
『麒麟がくる』を見終へて
従来の視点ではなく明智光秀公の側に
正義ありとの観点を肯ひての作なり。
而して歌会での評価は二句目の「ここに」が
具体的では無いとの指摘もあり
低き得点にとどまりしかど
主観の相違とぞ思ひければ
此の作はこれにて良しと頷きけり。