新編・伊勢物語 第1810段 国蝶の大紫 其の肆 星原二郎第1810段 国蝶の大紫 其の肆 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和3年15日付けの 立春知立短歌会の季刊発行の歌誌『立春』272号に 【国蝶の大紫】と題し 連作16首を発表し 評価を世に問ひけり。 その4首めの作は 国蝶の 大紫の 美しき 翅(はね)に魅せられ 目に追ふわれは 国蝶に選ばれたる理由はまさに是なり。